📙 基地局の位置情報¶
質問者: Shigeru Morifuku
回答者: Claude Opus 5.5
回答日: 2026/10/18
免責: 回答者は AI であり、間違えることがあります。
🟩 Q: 基地局のセルIDと位置情報は公開されているの?¶
キャリアの公式データは公開されていません。 ただし、有志がスマホで集めた推定位置のデータベースは公開されていて、事実上それが使われています。
公式データ¶
携帯キャリアは、セルID(MCC/MNC/TAC/ECI・NCIなど)と基地局の実際の位置の対応表を基本的に公開していません。セキュリティや競争上の理由と考えられます。
日本の総務省「無線局等情報検索」でも、基地局の免許情報は市区町村単位の集計程度しか分からず、セルIDとの対応はありません。
公開されているクラウドソースDB¶
OpenCelliD
公開DBとしては最大規模です。データは無料で利用・再配布でき、ライセンスはCC BY-SA 4.0です。
アカウントを作ればCSVを一括ダウンロードできます。列はradio, mcc, net, area, cell, lon, lat, range, samplesなどです。
現在は位置情報サービス企業のUnwired Labsが運営しています。
BeaconDB
セルタワー・WiFi・Bluetoothビーコンの位置を集める公開DBで、集約データはCC-0で公開されます。
2024年に終了したMozilla Location Serviceの後継的な存在です。
この2つは、Tower CollectorなどのAndroidアプリで、各地のGSM〜5G(NR)セルのGPS位置を投稿する仕組みで成り立っています。
商用サービス¶
Google Geolocation API、Unwired Labs、Combainなどは、セルIDを渡すと推定位置を返すAPIを提供しています。ただし、元データそのものは公開されていません。
使うときの注意¶
座標は基地局の実際の位置ではありません。 観測した端末の位置から推定した値(重心に近いもの)なので、数百m〜数kmずれることがあります。
地域によってデータ量に差があります。 日本は都市部は比較的データが多い一方、地方や5G NRのセルはまばらです。
ライセンスの違いに注意が必要です。 OpenCelliDはCC BY-SA(帰属表示と継承が必要)、BeaconDBはCC-0です。製品に組み込む場合はこの違いが効いてきます。
Sources: